南西フランスからボンジュール 

耳の聞こえないルシル塚本夏子が、聞こえる世界と聞こえない世界の境界線を溶かす挑戦をつづります。

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

Un, deux, trois, soleil (アン・ドゥ・トロワ ソレイユ)

フランス式秋休み、トゥッサン(「万聖節」(tous saints:全ての聖人))のバカンスが始まりました。これから子供達の学校は2週間の休暇に入ります。夏休みが終わって、新学期がスタートしたかと思えば、もう秋休みです。あっという間にクリスマスが来そう…

久しぶりにキャンパスへ

久しぶりにトゥールーズ第二大学まで車を走らせました。4月末に全ての講義や試験を終え、3年次のメンバーはそれぞれの場でのインターンが始まったので、実に半年ぶりのキャンパス訪問でした。いつしか季節は、春を越し夏をも越えて、枯れ木がひらひら舞い…

個人面談には手話通訳者を帯同して

6歳の長男は9月から、小学生になりました。 フランスの学年ではCP、日本の学年では小学一年生に該当します。在籍しているのはCE1(小学二年生)との混合クラスで、ひとクラスの26人のほとんどの児童がCE1なので、CPの子供達が、先日授業の理解度を測る試…

洗濯バサミで吊るされた子供たちのアートたち

今日は夕方息子の通う幼稚園の年少から、小学校高学年までの子供達が描いた作品の展覧会が近くの図書館の横の公園で開催されると学校から連絡が回っていたので、子供達を迎えに行った流れで一緒に行って来ました。壁もないのにどうやって展覧会? 答えは、空…

フランスのあわただしい朝

耳の聞こえない私は、地域の聞こえる子供の通う幼稚園や小学校に在籍していましたが、近所の公園などに集合して集団登校する「通学団」というものがあって、小さい子から高学年までみんなで一緒に15分かけて徒歩登校していました。小学6年でリーダーになると…

日仏ハーフの子供たちの運動会

10月3日はあいにくの空模様でしたが、息子たちが通うトゥールーズ日本語補修授業校の母体である日仏協会での恒例イベント、秋の運動会がありました。もう一人の聞こえるお母さんと一緒に私も行事係として、夏休み明けくらいから、準備を進めてきました。 今…

手話歌について、新聞に記事が載りました

東京パラリンピックの閉会式で、聞こえる女性によるフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」の手話歌の映像が放映され、話題になりましたが、直後のツィッターやフェイスブックなどでは、フランス人ろう者たちの不満や怒りのコメントがたくさんあがっていたんで…