南西フランスからボンジュール 

耳の聞こえないルシル塚本夏子が、聞こえる世界と聞こえない世界の境界線を溶かす挑戦をつづります。

ゴミを出さないおやつ(Un goûter sans déchet)の一週間


10月10日から14日までの週は、息子たちが通う小学校や幼稚園で、「Un gôuter sans déchet - ゴミなしのおやつ-」という啓発活動がありました。開始前の週の金曜日に迎えに行くと、学校の校門に大きな模造紙が曜日ごとに色分けして貼られていました。

小学校の校門前に掲げられた大きな模造紙、曜日ごとの廃棄物がわかる。

これはエコロジー推進週間ですね。フランスの学校の授業は幼稚園も小学校も通常16時までで、その後は、ALAEというフランス版学童が18時半まであるのですが、そこに行かせるときには、朝、子供達におやつを持たせます。

この週は市販の個別に包装されたお菓子や、フランスのおやつの定番、チューブ入りのコンポート(リンゴなどの果物を煮たもの)などではなく、できるだけ、包装紙を外したものや、家庭で手作りのお菓子やケーキなどを持たせることが推奨されます。校門にはそんな親たちを手助けするためのいろんなお菓子やケーキなどのレシピが貼り付けられていました。

前の週の金曜日に貼られたお菓子のレシピも日を追うごとに増えて行きました。

夏に日本に帰国したときに子供たちのお弁当箱を新調したので、中の仕切りや小さい箱があるのが助かりました。(前のはなかったので、アルミなどで仕切りを作っていました)毎日手作りのお菓子を持たせるのはめんどくさいなぁという気持ちもあるのですが、毎日頑張って手作りのお弁当作っているお母さん方のことを思えば、こんなの造作ないですよね。
そして、手作りおやつは子供たちにはやはり好評なのでエコロジー週間が終わっても、時々作ってあげたいものです。

月曜日と火曜日

そして木曜日


月曜日からのゴミの推移が一目瞭然です。ちょっと工夫をすればゴミの数は減らせるので、啓発週間が終わっても、減らすことを意識していきたいものです。