南西フランスからボンジュール 

耳の聞こえないルシル塚本夏子が、聞こえる世界と聞こえない世界の境界線を溶かす挑戦をつづります。

小さな恋人

息子を保育園に送っていきました。

近所、といっても我が家からはちょっと離れたバス停まで歩いていき、そこからバスで終点まで、と少し時間がかかりますが、とてもいい環境なので5月の慣らし保育からお世話になっています。

 

私は耳が聞こえないのですが、保育士さんたちのコミュニケーションに対する 歩み寄りが素晴らしくて、居心地よい空間なのです。

コミュニケーション力のある保育士さんたちは、 こどもたちの気持ちを汲み取る力や寄り添う力も大きいのではないかと想像しています。

 

前置きが長くなりましたが、

今日は保育士さんとお話していたら、前髪を結んでいるかわいい女の子が近づいてきました。

この子、いつも息子が来ると側によってくるなあと思っていたら、

 

保育士さん、「彼女はブランシェ、息子くんの小さな恋人ですよ。」

「息子くんをぎゅーっと抱きしめたりするんですよ」

 

きゃー。もう恋人ですか。

「彼女はいくつですか」「1歳7ヶ月」「息子と4 ヶ月違いですね」

 たかが一才児でも、保育園の中ではいろんなことが展開してるのね。

不思議と嫉妬心は沸きませんでした。笑

 

一度、保育園の一日をビデオで見てみたいものです。

きっとドラマチックな毎日に違いない・・