南西フランスからボンジュール 

耳の聞こえないルシル塚本夏子が、聞こえる世界と聞こえない世界の境界線を溶かす挑戦をつづります。

冬到来、そして月曜日

 

雨続き週間のスタートでした。

先週末あたりから急に冬のような寒さになり、朝の気温は5度前後。急いで冬のコートを引っ張り出しました。

怒涛のような一週間でしたが、11月11日は、Armistrice1918 :第一次大戦の休戦記念日で3連休のスタート。ようやくきた週末に少しほっ。

覚書の意味も込めて、一週間を振り返ってみます。

まずは月曜日から。

 

月曜日 8時半~10時半 Introduction au DROIT の講義、他学部も一緒の合同講義なのでAmphi(アンフィ)という階段式の大講義室で行われます。先生の横に立つ手話通訳者の手の動きをずっと見ていました。フランス語に加えてフランス手話の法律用語に該当する語彙を覚えなければいけないのでなかなか一苦労です。

さっそく12月半ばにあるPartiel、、、、。

そうだ。フランスの大学の法律学部の博士課程にいた日本人の友人に、参考文献のこともかねてメールしようと授業の途中で思いつきました。


10時半~12時

ナタリー先生によるフランス語の授業。聾の先生でご自身手話を使って授業をされるので通訳なしでダイレクトに理解できます。フランス人の聾の学生と一緒の授業。

それぞれが手話で会話を表現し動画撮影、その後動画の内容をじっくり見ながら、仏語で間接話法に書き換えるという課題が出ました。

 

13時半~15時

セドリック先生によるフランス手話の授業。これは聞こえる学生とも合同で。

先週授業で配布されたBD(漫画)をフランス手話で表すという動画の課題をUSB保存して提出、みんなの前で放映し添削やディスカッション。1時間半の授業で5人の学生の添削が終わりました。私は回ってこなかったので来週か再来週かな。

 

地下鉄の駅の終点まで行き、そこからバスに乗り換え、保育園のお迎えに。